2016-11-10 第192回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
この交通政策審議会におきましてはJR東海の財務的事業遂行能力の検証が行われまして、この中で、リニア中央新幹線への投資による債務は、大阪開業後のリニア中央新幹線及び東海道新幹線による営業収益を合わせることで自己負担で着実に返済できることが確認されたところでありますが、加えまして、JR東海は、昭和六十二年に発足して以来、その安全綱領におきまして、安全は輸送業務の最大の使命であるといったようなことを掲げまして
この交通政策審議会におきましてはJR東海の財務的事業遂行能力の検証が行われまして、この中で、リニア中央新幹線への投資による債務は、大阪開業後のリニア中央新幹線及び東海道新幹線による営業収益を合わせることで自己負担で着実に返済できることが確認されたところでありますが、加えまして、JR東海は、昭和六十二年に発足して以来、その安全綱領におきまして、安全は輸送業務の最大の使命であるといったようなことを掲げまして
それから、安全綱領。安全は輸送業務の最大の使命である、安全の確保は規程の遵守及び執務の厳正から始まり不断の修練によって築き上げられる、確認の励行と連絡の徹底は安全の確保に最も大切である、安全の確保のために職責を超えて一致協力しなければならない、疑わしいときは手落ちなく考えて最も安全と認められる道を取らなければならないというふうにあります。
これは日本国有鉄道の安全綱領の第一項に書いてあることでございます。 あえて、気合いを込めて、ぽっぽ屋という呼称を使わせていただきたいと思いますが、毎日毎日、ぽっぽ屋は、おはようございますと言う前にこの安全綱領を何度となく口にして、背筋を伸ばして現場に出たものでございます。そこには浅田次郎原作、高倉健主演のあの「鉄道員(ぽっぽや)」、乙松の世界がありました。
さらに、安全綱領の中では、「安全の確保のためには、職責をこえて一致協力しなければならない。」こう書いている。 そこで、現場をよく知っているのは誰か。これは働いている労働者なわけですよね。
最初に安全綱領というのをうたわされるんですね。うたわされるというのは、これは毎朝やるんです。安全は輸送業務の最大の使命である、これを何回も何回も、朝、毎日毎日。ですから、二十年たっても私も頭に残っているんです。それと同時にやること、指差称呼、右よし左よしということをやるんです。右を向いていればわかるだろう、左を向いていればわかるじゃないんですね。
いろんなところにそういうものの痕跡はあるわけですが、例えば現在のJRの前身であります日本国有鉄道を見ますと、安全綱領と呼ばれる、新入社員がまず初めに覚えて、そしてまた毎日朝職員全員が唱える憲法のようなものが古くから定められておりましたけれども、先にこれを紹介させていただきます。少々細部は違っているかもしれませんけれども、大体次のような内容でございます。
古い国鉄風土の構造を破壊し、国をイメージするものはすべて払拭する、こう述べて、あの安全綱領、一九五〇年の桜木町事故以来のこの安全綱領というものも削除してしまう。
それから、安全問題で非常に心配なことがございまして、つい三年ほど前ですか、大月で特急電車と回送電車が衝突をするなど、運転士の責任が問われたりしてその未熟さも問題にされているのですが、そういう事故が起きたけれども、実は一方、会社の中でどうなっているかというと、大臣は安全安全と強調されましたけれども、いわゆる安全綱領は運転取扱基準規程ということから運転取扱心得というふうに随分格下げをされていて、こういう
また、先ほど一言触れられました安全綱領が格下げになっているのではないかということでございますが、これは全くそういうことではございません。安全綱領というのはもともと鉄道の運転に従事する者がいわば守らなければいけない安全に関する基本理念というものでございました。
ところが、この「安全綱領」によりますと、おりてそういった点検をした場合は、何か新しい条文によれば、列車がおくれるという点で運転士に罰則も科せられる、罰則じゃないけれども、そういったことはしなくていいんだ、要するに青信号だったら行ったらいいんだというような形になっているやに聞いておるわけです。
今度はJRになりましてからの綱領でございますが、「安全綱領」といっておりますけれども、これは運輸省令で運転の安全の確保に関する省令というのがございまして、ここでもやはり「規範」、「従事員が服ようすべき」、これは拳々服膺するという意味の「服よう」だと思いますが、「すべき運転の安全に関する規範は、左の通りとする。」その中の一つに「綱領」、三項目ございます。
それから、最後に安全問題ですが、現場サイドの声として、列車の運行には「安全綱領」というのがあるんですが、「安全綱領」が条文が五つあった。昭和六十二年四月に国鉄が民営化されてJRになった、その段階で五条の条文が二つ減らされて三条になった。これは要するに効率を優先していわゆる安全が軽視されたのではないか、そういった声が現場から出ておるわけでございますけれども、運輸省としてはどうお考えになりますか。
それから第二点の、旧国鉄の安全綱領と現在の綱領が違うのではないかということでございますが、実は準則というのがございまして、それも含めると全く同じ内容になってございます。そういう点では考え方が違っているということはないというふうに我々は思っております。
といいますのは、青信号だったらば、時間も随分押していたことだし、行ってしまうのはこれは当然でありましょうという、客観的に普通青なんだから行ったらいいだろうというふうなお答えがまず最初にあって、その次に安全綱領はなくなったけれどもどこかにそれが書いてある、だから同じなんじゃないかと言いながら、しかしこの問題については、先ほど警察の方の取り調べの中にもあったように、対向車が来ていないのはおかしいじゃないか
それからもう一つなんですけれども、これも新聞情報からでしか私にはないのですが、旧国鉄のときには安全綱領というのが非常に重視されていた。安全綱領という中では、「疑わしいときは、手落ちなく考えて、最も安全と認められるみちを採らなければならない。」こういうことが五条に明記されていたのに、JR西日本になってからはこの条項は削除されてしまった。
そうなってくると、対向車が待避していなかったのに青だから進んだということと、今の安全綱領との関係はどうなるのでしょうか。
そこでお伺いしますが、JR西日本が民営化の際に安全綱領を変更しております。そこで、「疑わしいときは手落ちなく考えて、最も安全を認められる道を採らなければならない。」という安全綱領が今までございましたが、これが民営化と同時に削られております。その理由は何でしょうか。
いろんな基準が詳細に書かれているというものですが、その冒頭に、安全の確保に関する規程、安全綱領というのが掲げられている。まず安全から始まっているわけです。いかに安全を守ることが大事かということです。 五項目あります、安全綱領は。第一が「安全は、輸送業務の最大の使命である。」というところから始まりまして、五つありまして、五番目にこういうことがあるのです。
安全の確保は輸送の生命である、そういうJR各駅の駅長室に掲げてあります安全綱領の第一節があります。きょうの朝、実は運輸委員会のメンバーであります二階先生を先頭にして、高橋先生、魚住先生、四人で東中野駅を訪れてまいったわけであります。御茶ノ水駅から事故が発生いたしました九時十六分の列車に乗りまして現場に参ったわけでありますけれども、関係者の方々からいろいろと内容について御説明をいただきました。
○説明員(山之内秀一郎君) 安全綱領は国鉄の安全に関する基本的な取り組みを決めたものでごさまして、例えば安全は輸送業務の最大の使命である等五項目の基本的な内容から成っております。
その国鉄の最も重要な使命である安全問題、安全綱領第一条にも、安全は国鉄最大の使命である、そのときに、疑わしいときは最も安全と見られる方法をとると書いてあるじゃありませんか。こういうことが第一の使命だというのは忘れられているんじゃないですか、これを見ると。
そういう点から言うて、とにかくあの高速運転というのは、あなたのほうの安全綱領にも違反をする冒険主義だとしか思えない。ですから国鉄は、もうちょっと安全であり、愉快であり、正確でありという三条件を満たすために、ひとつ営業方針の再検討を行なってみる必要があると思うのです。もうけんかなではいかぬと思う。国鉄安全綱領には「安全は、輸送業務の最大の使命である。」と書いてある。
それからもう一つは、安全綱領なるものが内部に古くからありますが、そのおおよそは、言うならば精神主義にありはしないか。もちろん問題は、究極は人間にありというから、これを全然否定するものではありませんけれども、相手は機械でありますから、そういう機械装置の問題をないがしろにして人力にたよるということは、もはやこの際は非常にむずかしい段階に来ていると思うのです。
これはきわめて重大な点でございますので、国鉄の安全綱領の第一に、安全は輸送業務の最大の使命だという綱領もあるわけでございますので、この点もひとつ十分な配慮をいただきたい。
○井上(泉)委員 この安全綱領を順守して——たとえば道路交通法で、車間距離を持ってやっていく場合には、東京なんか渋滞してたいへんなことになるわけですが、現在国鉄の安全運転の規定に従って運転をした場合において、これが順法闘争という名のもとにおいて攻撃を受けておるようなことになっておるように私ども民間人は承知をしているわけですが、それはどうですか。
○井上(泉)委員 それじゃ国鉄の安全綱領の第五の項目を、ここでひとつ説明をしてもらいたいと思います。——あなた国鉄に何十年もおるんだから、そらで覚えておるでしょう。安全綱領五項目、五個条の御誓文みたいなものだ。
国鉄の中の安全綱領にも、疑わしいときは手落ちなく考えてやれ、最も安全な道をとれということが書かれているはずです。こういう場合には、いささかでも判断に食い違いがあるということになるとやはり安全の高い道を選ぶというのが、安全綱領の立場から見て当然ではないでしょうか。